青色申告メーカー個人事業主・フリーランスのひとり経理
自動保存

使い方

個人事業主/フリーランス向け・税込経理・会計期間 1/1〜12/31。毎日ふれるのは「取引入力」だけ。

■ このツールでできること

  • 取引を“かんたんに入力するだけ”で、損益計算書(P/L)・貸借対照表(B/S)・消費税の目安まで自動集計します。
  • 青色申告特別控除65万円(複式・B/Sあり)に対応。10万円だけならP/Lまででも申告できます。
  • 家事按分(自宅家賃・通信費などの事業割合)と減価償却(固定資産)に対応。
  • 消費税は「免税/本則課税/簡易課税」を選べ、インボイス課税事業者の納付額の“目安”を出します。
  • 入力したデータはこの端末のブラウザ内にだけ保存され、外部に送信されません。機種変更・バックアップは「バックアップ書出」を使ってください。

■ 使う順番

  • 1設定 …… 屋号・年分・消費税区分・家事按分の既定率・期首残高を入れる(最初の1回)
  • 2取引入力 …… 日付・科目・金額…を1行ずつ足していく(これが日々の作業。収支区分は科目から自動)
  • 3固定資産 …… 10万円以上のPC・機材を買ったら登録(減価償却が自動)。購入代金は②取引入力に「工具器具備品」等で入れ、現預金を減らします
  • 4損益計算書/貸借対照表/消費税 …… 自動で数字が入る。年末に確認するだけ
  • 5転記メモ …… その数字を、確定申告書・青色申告決算書のどこに書くかの早見表

■ 65万円控除の条件(チェック)

□ 複式簿記で記帳(このツールがB/Sまで作ります) □ 貸借対照表と損益計算書を添付 □ e-Tax で申告 または 電子帳簿保存 □ 期限内申告(原則3/15)

※ 満たさない場合は55万円 or 10万円。設定シートで控除額を選べます。

■ 色のルール

黄色いセル=あなたが入力 グレーのセル=自動計算(触らない)
だいじな前提・免責:経理方式は「税込経理」。金額は消費税込みで入力します。消費税の納付額や各種集計は端数処理などを簡略化した“目安”で、実際の申告額と差が出ることがあります。本ツールは会計処理の補助であり税務相談ではありません。最終申告はe-Tax・会計ソフト・税理士でご確認ください。

設定

最初に1回だけ。黄色いセルを埋めてください。

基本

消費税

家事按分の既定率(%)

自宅兼事務所などで事業に使う割合の目安。取引入力で新しい行を足すと、この率が初期値に入ります(行ごとに変更可)。

「家事按分(かじあんぶん)」って何? 自分に必要?
自宅で仕事をしている人が、家賃・電気・通信費などのうち“仕事で使った割合”だけを経費にすることです。
例)自宅の30%を仕事部屋に使用 → 家賃の30を入れると、家賃の30%だけが経費になります。
お店や事務所を別に借りている/完全に事業専用なら按分は不要なので100のままでOK。迷ったら、明らかにプライベート兼用のもの(自宅家賃・自宅の電気・スマホ代など)だけ割合を下げれば十分です。

期首残高(1/1時点/前年繰越)

開業初年度は「元入金」=期首の元手。貸借対照表の期首列に反映されます。

これ何? 分からなければ0でも動く?
その年の1月1日時点の残高(前の年から繰り越したお金)です。
  • 事業用現金/預金 … 事業用に持っていた現金・口座の残高
  • 売掛金 … まだ入金されていない売上(前年末時点)
  • 買掛金・未払金/借入金 … まだ払っていない仕入・経費/借入の残り
  • 元入金(もといれきん)開業のために用意した元手。開業初年度はここに事業用の元手を入れます(例:事業用に入金した現金)。
よく分からなければ、いったん全部0のままでも計算は回ります(後から入れてもOK)。

取引入力

日付から順に。黄色い列を入力(事業分・消費税・税抜は自動)。収支区分は科目から自動で決まります。

入力欄の意味(用語のかんたん説明)
  • 勘定科目 … その取引の“種類”。売上なら売上高、ネット・携帯代なら通信費、電車代なら旅費交通費 など。迷ったら一番近いものでOK。
  • 区分 … 科目を選ぶと自動で決まります(売上/経費/固定資産…)。「事業主貸」=生活費など事業のお金を私用に引き出した時。「事業主借」=自分のサイフ(私費)で事業の支払いをした時。
  • 税区分ほとんどは「課税10%」。飲食料品・定期購読の新聞は「軽減8%」。給料・税金・保険料などは「不課税・対象外」や「非課税」。分からなければ「課税10%」で概ねOK。
  • 決済方法 … どう払った/受け取ったか。まだ入金されていない売上→「売掛(未回収)」、後払いの経費→「買掛・未払」、私費で立て替え→「事業主(私費/私用)」。
  • 事業割合% … 家事按分。仕事に使った割合(自宅家賃なら例:70)。全部仕事用なら100。設定の既定率が初期値に入ります。
  • 事業分・消費税相当・税抜 … グレーの列は自動計算(触りません)。
#日付勘定科目区分摘要取引先 金額(税込)税区分決済方法事業
割合%
事業分
(税込)
消費税
相当
税抜
固定資産(10万円以上の資産)を買ったときは、ここに科目「工具器具備品/車両運搬具/ソフトウェア」で購入代金を入れて現預金を減らし、あわせて固定資産タブに登録すると減価償却が自動計算されます。生活費の引き出しは科目「事業主貸」、私費で事業の支払いをしたら「事業主借」を選びます。

固定資産台帳(減価償却)

10万円以上の資産を登録。定額法・簡易計算。少額特例等は摘要へ。

「固定資産」「減価償却」って何? 自分に必要?
10万円以上で、何年も使う物(パソコン・カメラ・車・工具・機材など)のことです。買った年に全額を経費にせず、何年かに分けて少しずつ経費にします(=減価償却)。
→ 10万円以上の物を買っていなければ、このタブは空のままでOK。
  • 取得価額 … 買った値段(税込)
  • 耐用年数 … “何年使う扱いか”の国の決まり。例:パソコン4年/軽自動車4年/普通車6年/カメラ5年/事務机・棚8年。
  • 償却率・本年減価償却費・期末簿価 … グレーは自動計算(触りません)
  • 本年使用月数 … 年の途中で買ったら取得月からの月数(例:2月に購入=11ヶ月)。1月から or 前年から使用なら12。
  • 期首簿価2年目以降だけ入力(前年末の残り価値)。初年度は空欄でOK
ヒント:30万円未満の物は、青色申告者なら「少額特例」で買った年に全額経費にもできます。その場合はこの台帳に載せず、取引入力で「消耗品費」等の経費として入れます。
#資産名取得日取得価額事業
割合%
耐用
年数
償却率本年使用
月数
期首簿価本年
減価償却費
うち
事業分
期末簿価摘要
償却率は「1 ÷ 耐用年数」(定額法)で自動。本年使用月数は、年の途中で買ったら取得月からの月数(例:2月取得=11ヶ月)。期首簿価は2年目以降のみ入力(初年度は空欄でOK=取得価額から計算)。青色の少額特例(30万円未満を全額経費)を使う場合は、台帳に載せず取引入力で経費計上し、摘要にメモを。

損益計算書(P/L)

青色申告決算書①に対応。自動集計・金額は税込。

貸借対照表(B/S)

青色申告決算書④に対応。現金・預金・固定資産は自動。売掛金など年末残高は黄色セルに入力。

消費税集計(納付額の目安)

インボイス課税事業者向け。端数等を簡略化した概算です。

確定申告への転記メモ

この数字を、決算書・申告書のどこに書くかの早見表。